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20年前のこと。


昨日、
迷子になってしまったクウガくんの記事を書いた。

夜、
「クウガくん、
今頃どこでどうしているのだろう…。
ご家族は、
どんなに心配されてることだろう。。」
と 
布団の中でグルグル考えていた時
ハッ と思い出した。

そして、
飛び起きてアルバムを引っ張り出した。


で。
もうどうにもできない…と思いながらも
ものすごーーく
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

ちょうど今から
20年前の 出来事。

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1988年のゴールデンウィーク。
大好きな仲間と
4人で箱根へドライブに行った時。

真っ白な霧がたちこめて
視界がものすごく悪かった有料道路で
白い物体を追い越したことに気づいたワタシたちは
少し先で車を止めて 白い物体を待ってみた。

ら。

ドロドロのカラダに
チクチクの杉の枝をたくさんぶら下げて
無我夢中で走っている
白い物体は マルチーズだった…。


とにかく 
このままにしておいたら
ひかれちゃう!と 車に乗せて 
近くの下り口で有料道路を下りて
飼い主さんを探すことに。

でも。

時は、ゴールデンウィーク。
場所は、箱根の観光地。
どこへ行っても ものすごい人・人・人。

ドロドロのマルチーズを抱いて
あちこち歩いてみたけれど
この仔を探しているような人には会えず。。


途中、
お店でミルクとサンドイッチを買って
あげる準備をはじめた途端、
「ちょうだいちょうだい」と 
教わっていたらしい芸もする。
食べた途端にコテンと寝てしまったのを見て
相当、さ迷っていたのかもしれないね…と
話しながらワタシたちも
さ迷うように歩いた。

結局、飼い主さんは見つからず
連れて帰った。


ワンコと暮らしたことがなかったワタシだったので
人間用シャンプーとリンスで
なんとか洗ってみたものの 
長くて細い毛にからまる杉は お手上げで
初めてのペットサロンへ。

「お名前は?」「どんなカットにしますか?」
などと聞かれても
「どうしてこんなに汚れたのですか?」
と聞かれても
ワタシ自身何もわからず、答えられず…。

数時間後、お迎えにいったら
マルチーズらしいマルチーズに大変身していて
その姿にびっくり。

2008.08.22-1.jpg トリミング後のワンちゃん。


カラダの汚れ具合や
足に出来てた傷の様子から
かなりの日数、
迷っていたのではないか、ということや
トリマーさんの言う事は
とってもおとなしく聞くし、
毛並みや容姿からして
かなりの老犬(♀)ではあるけれど
大切に飼われていたのだろう、と聞いても
犬のことに関して100%無知のワタシには
どうしたらいいんだろう…の 日々だった。

そして。

『ワンちゃん』と 
いい加減につけた名前に慣れた頃、
屋上に放置されてた『うーちゃん』がやってきた。
真っ白のマルチーズと
真っ黒の、ブラックテリアとマルチーズのmixパピー
との暮らしが始まった。
突然…。

2008.08.22-2.jpg うーちゃんとワンちゃん。


でも、
その暮らしは
たった2ヶ月だった事を
昨夜アルバムを見て思い出した。
突然、ものすごくクッキリ思い出した。

ゴールデンウィークに
箱根で拾った『ワンちゃん』は
その夏、亡くなった。

いつも
やんちゃ坊主パピーの『うーちゃん』に
まとわりつかれて
迷惑そうにしながらも
一緒にくっついて寝ていた時間はわずかで
横になっているだけの日が多くなり
最後は介護が必要になった『ワンちゃん』だった。
『うーちゃん』が
冷たくなった『ワンちゃん』に くっついて寝てた。

ちょうど、本当にちょうど20年前の夏。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後、
友達はみんな

「年とったこの仔の最後を
看取るのが辛くなって
箱根で捨てられちゃったんだよきっと。」
「あんたに拾われて、
短い時間だったけど かわいがられて
きっと幸せだったよ。」
と言ってくれて 
多分、ワタシはその いたわりの言葉を
信じたかったんだと思う。
そう信じて 
忘れてしまいたかったのかもしれない。


それが昨夜
アルバムでその当時を思い出しながら
クウガくんのことも考えてたら
あの時もっと
飼い主さんを探す努力をしていたら…と
どんどん思えてきてしまって
眠れなくなった。


・・・ワンちゃん・・・
ごめんね。
ずっと忘れてて ごめんね。
20年経って
思い出させてくれたのは
黒ラブのクウガくんなんだよ。
でも、
今、そのクウガくんが行方不明です。
ワンちゃんのあの時と
同じ思いをしているかもしれません。
どうか 守ってあげてね。
そして 飼い主さんの元へ戻れるよう
チカラを貸して下さい。

ワンちゃん、
ワンちゃんの家族の方、
今更…ですが ごめんなさいでした。


そして、
クウガくんの無事を 祈るばかり。


コメント (4)

きらら:

もう20年も経つのね。。
GWの観光地の混雑を思う度にフッと思い出す
あの白いワンちゃん(^o^)
道路を横切った白い姿に車内で「今の何~」と
騒いだ、あの日のことやボロボロの毛をシャンプー
した時のことが目に浮かんで・・・

あの時、飼い主さんの思いにまで心が及ばなかった
未熟で若かった自分たちを思い出して、ちょっと
ホロッとしちゃった。

でもね、あのまま車にひかれてしまうよりは
あのまま飼い主さんの元に戻れずに彷徨い
続けるよりは、幸せな最後だったと今も思ってるよ。
今みたいにネットもない時代に飼い主さんを
見つけることは難しかったはず。。

クウガくんの記事が気になって、日に何度となく
日記を覗いてます。早く見つかることを祈って。


今思うからこそ、こうすれば良かったと思うこともあるのでしょうが
mayuさんが20年前に取った行動は、その時にはBestな行動だったと思いますよ。
もし、mayuさん達がそのまま通り過ぎていたら車にひかれていたかもしれないし
誰にも気づいてもらえず、餓死していたかもしれません。

mayuさんと暮らした時間は短かったかもしれませんが、
大切にされて、虹の橋を渡った「ワンちゃん」はきっとmayuさんに
ありがとうを言っていると思います。

クウガ君、早く見つかって飼い主さんのもとに戻ってもらいたいですね。
少しの期間でもワンコと一緒に暮らした私でも、人ごとではありませんから…
クウガ君の事を考えていると、きっと心細い想いをしているんじゃないかと
切なくなってしまいます。

mayu磁石:

ああ、きららさん! 素敵なハンドルネームだ!
コメントどうもありがとう。
登場してくれてありがとう。

本当に突然、思いっきりクッキリと
あの日のことが浮かんできたんだ…。
あの時に
ワタシたちに出来たことは やりきった、と思いたい自分と
若かったぜ…今だったら、もっと…、と思う自分とが
ムクムクしてきちゃって
クウガくんへの思いも重なって…。
笑顔だらけのアルバム見ながら 夜中ちと辛かった。。

でも、
あの時があって 日々を送って
スカイを迎え、過ごした時間に繋がってると思うと
あの日も、ワンちゃんも、やっぱり大事。

クウガくんのことも
なんのチカラにもなれないかもしれないんだけど
自分の中での精一杯、を注ごうと
思わせてくれる、この写真のワンちゃんなのでした。

本当に…20年も経ったんだね。。
20年も付き合ってくれてありがとう、きららさん!(しみじみ)

mayu磁石:

ああ、hatorinさん、こんばんは。
コメントどうもありがとうございます。

hatorinさんのところでも
クウガくんの記事を見ることが出来て
hatorinさんには 
あの東京マラソンの迷える盲導犬の時から
仲良くしてもらっているんだなぁ、と思いだしました。

本当に、
ラブとの暮らしはワタシもほんのちょっぴりなのに
気になって仕方がないのです。。
自分でも ちょっと驚くくらいに…。
不安にあれこれ思う…、のではなくて
絶対おうちに帰るはず!と強く思うココロに変えて
信じて見守ろうと思います。

【迷子のクウガくん画像】を見たルイが
「携帯のホムペで呼びかけてみる!」と言い、
その話を聞いたオットが
「黒ラブ見かけたら 「お前、クウガか?」と聞いてみる。」
と言っています。
家族の中に 
当たり前のようにこんな気持ちが芽生えるようになったのは
あのやんちゃ息子たちからのプレゼントだな、と
ワンワンパワーを感じているワタシです。

ワタシたちもパワーを送りましょ!hatorinさん!




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